無能が恥でなくなった時代に生きる

ネットを通じてリテラシーが上がってきたためか、無能はやっぱり恥だよねという空気がジワリと出てきた気がするので、「バカについて考える」に再改題しようかな、とか考えています。

【もはや誰かに読んでもらおうと思ってない走り書き】忠誠心の二類型

依存的忠誠と主体的忠誠

 

隷属志向と能力評価志向

 

前者は暗君でも秩序を維持し得る、安定的秩序である一方、人材の非効率的な運用であるといえる。

後者は、忠誠の対象者(すなわち主君)に評価能力がなければ秩序を維持し得ない。

 

世襲という制度を採るならば、人材評価において前者を採用することに一定の合理性を見出すことが出来よう。

 

 

世襲の合理性が、先天的な属性によってその正当性を極限できるという点にあるとするならば、世襲と隷属志向(それは依存的忠誠を求める)との相性が良いということは、理解しやすいであろう。

一方で、能力評価志向を軽んじる隷属志向は、組織・あるいは共同体の、総体としての効率性、ひいては対外影響力の大きさという評価軸では脆弱なドクトリンであるとも言えるだろう。

 

要するに、イエヤスサマに求められ、徳川幕府が志向したのが前者であり、ノブナガサマに求められたのが後者であったのではないか。ということ。

 

前者は属人的であり、結果責任の所在があいまいになりがち。

後者は属能力的であり、結果責任の所在が明確になりやすい。