読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

無能が恥でなくなった時代に生きる

ネットを通じてリテラシーが上がってきたためか、無能はやっぱり恥だよねという空気がジワリと出てきた気がするので、「バカについて考える」に再改題しようかな、とか考えています。

【夜間限定】エレベーターで帰宅時、1階に戻しておく運動の是非

バカウォッチ

 

 

夜遅くに帰宅したとき、エレベーターが1階にあって、さっと乗れると気持ち良いですよね。皆さん、夜に限っては、使った後に1階に戻してみてはいかがでしょう?

という提案に対して、結構否定的なレスがついてるんですよね。
で、やっぱりみんな思慮が足りてないなぁ、と。

こういう話に対して、「その発想はなかった!たまに『ラッキー!』と思っていたアレは、誰かの善意だったんだ!」と思える素直な心が欲しいと思っています。
まぁ、小町にそれを求めるのは無理がありましょうかね。

【論点】
エレベータを降りるときに1階に戻しておく、という何でもないひと手間で、次に帰ってきた人が「ラッキー!」と感じてくれるなら、気持ちが良いじゃないですか。日中は出かけるケースも多々あり、裏目に出る可能性も高いですが、夜間に限っては裏目に出るよりも当たりになる確率が充分に高いことは容易に推測がつくので、夜間限定、ということで。


……で、このトピの場合、トピ主の書き方もアレな感じで、「逆のことをされてカチンときた」というエピソードを挟んだのは失敗でした。「怒り」の感情を表に出されると、反発されやすいです。また、降りたフロアを悟られない云々の話も本質的ではありませんので余計でしたね。
まぁ、語りモードに入ると、ついつい余計なことを書いてしまう癖は私も同じですので、戒めねば、とは思いますが。

 


さて、話のテーマが「自分のひと手間が他人の幸せにつながる」ということに気付けば、本質的に否定的な回答は出にくいはずなのですよ。とても美しい綺麗ごとなので。
少なくとも「ペイ・フォワード」を見て涙した人は、この提案に反対できないはずなのです。いやまぁ私、その映画観たことありませんけど。


「カチンと来た」につられて否定的な回答をしてしまった人は、「自分は、他人のためには、降り際に1階ボタンを押すというひと手間すら惜しむ、利己的な人間である」と、告白しているのと同義なのであります。


★☆★ 否定の仕方によるバカタイプ診断 ★☆★

・上層階から乗る人は不便じゃないか → ひとの話を聞かないバカ

かかる事態が発生しないことを充分に予期できる「夜間」に限定しているのに、その話を聞いていないバカです。


・夜であっても降りる人はいる → 計算できないバカ

これは本質が明記されていないが故に若干酷かもしれないけれど、バカはバカ。
論旨としては、「乗ろうとしている人がすぐに乗れる確率を上げましょう」ということなので、明らかに帰宅数が上回る夜間の時間帯に限れば、ラッキー遭遇率が飛躍的に上がるという計算ができてない、ということです。

夜間降りる人が、そのフロアに停まっているエレベータに遭遇できる確率は?
と、考えると無視できるケースのほうが圧倒的に多いことがわかります。


・エネルギーが無駄じゃないですか → 屁理屈で論点をズラすバカ

意図してかせずか、論点をズラしています。
誰もそんな話はしてない。
論点を把握していれば、せめて、「不発に終わった場合、無駄なエネルギーを使うことになるかもしれませんが、出かける人が充分に少ないと考えられる時間帯をどう考えるかが問題ですね。」くらいは言えるでしょう。

人に指図されるのが嫌なので、別の理屈をこねて否定にかかるタイプ。私の一番嫌いなタイプです。

ちなみに、当たった場合、エネルギーを無駄に消費することはありませんから、夜間に限定することでそのリスクは充分にヘッジされています。

夜間の緊急事態を挙げているバカもいましたが、これも屁理屈論点ズラしバカです。いや、駆けつけてくる救急隊員のために、1階においといたほうがいいのでは?と簡単に反論可能です。


・管理組合に言って設定を変えてもらえば? → 誤読&論点ずらしバカ

トピ主は自分が気持ちよく使いたいから主張しているのではありません。みんなで公共の施設を気持ちよく利用するために、こんなアイディアがありますよ!という主張なのです。

「なら、自分がやれば?」も同様。さらに言えば、このトピ主は自分では実践してると思います。


・ワタシはそう思ったことないけど? → 無関係なのに首を突っ込んでくるバカ

現に、帰ってきて1階に止まっていたら「ラッキー!」と思う人がいる以上、自分がそう感じないことはそのメリットを否定する理由にはなりません。
その有益性を理解できないので、自分は手間は惜しむよ、ならまだセーフ。


・(番外編)マンション住まい未経験の人 → 前提が共有できてないのに議論に加わってくるバカ

夜遅く疲れて帰ってきて、エレベーターが1階にあったときの「ラッキー!」感を理解していないため、議論に参加する資格に(若干)欠けています。

 

・○○と○○が対立してますね → 中立を装って、頭の悪さを露呈してるだけ

対立してないです。ちょっとの手間と、ちょっとのシアワセのトレードオフの話です。手間に対してリターンが大きいので(ただし受益者は自分ではない)、やりましょうよ、という話なので。


・自分はそれやられると困る。 → 例外を理由に全否定バカ

提案に対して例外的に、自分はこういう状況なので困ります。という反論。
例外を理由に全部を否定するタイプ。
○○というような場合もありますので、運用するときは気をつけていただきたい、と補足に留めておくのが正解かと思います。


・何?褒めて欲しいの? → 自分の(卑しい)考え方を他人も共有していると考えるバカ

トピ主は別に褒めて欲しい訳ではありますまい。
こう言わしめてしまうのは、発言者の「リターン(褒められること)がなければ、他人のためにはほんの少しの手間をも惜しむ」というメンタリティなんでしょうね。


・いいじゃん!でも俺はやらん。 → 素直でよろしい

受益はしたいが負担はしたくない!
素直でよろしいです。大変すばらしい。

変な屁理屈をこねて否定にかかるよりも、よほど素直で潔いと思います。

 


ちなみに、筆者は数年前に初めて上層階に住み、夜中に1階停止していたエレベーターに2回連続当たって以来、「夜帰宅時・降りるとき1階戻し」を実践しております。


お気づきの方もいるかもしれませんが、この問題、「囚人のジレンマ」の亜種のひとつと考えていいかと思います。

マンションのフロア数や戸数によって、また住人の生活時間帯によっても計算は変わってきますが、トータルラッキー係数(仮)は、少なくとも夜間に限定すれば1階戻しのほうが圧倒的に高くなるケースが殆どなのではないかと思います。