無能が恥でなくなった時代に生きる

ネットを通じてリテラシーが上がってきたためか、無能はやっぱり恥だよねという空気がジワリと出てきた気がするので、「バカについて考える」に再改題しようかな、とか考えています。

有名人こそブログを書いてほしい ~ツイッターは人をバカに見せる~

ツイッターの言論ツールとしてのダメさが如実に表れているように思えたのでメモ。


ジャーナリスト江川紹子と有名軍事ブロガーによる「御嶽山への自衛隊投入についての議論」がネットで話題に【追記あり】
http://www.buzznews.jp/?p=208648

1)装甲車についてはどうなのか、という問いがありますが、火砕流というと高温のものを想定していたので、装甲車でも直撃を受ければ、中の隊員に犠牲が出てしまうし、装甲車で山頂に登って救助活動するわけにはいかないので、装甲車を理由に自衛隊投入したのではないはず、との趣旨です。
2)その点、言葉が足らず、不適当な物言いになって、@obiekt_JP さんに不快な思いをさせたことはお詫びします。ただ、普賢岳の噴火災害の際、自衛隊の装甲車が火砕流の中を駆け回ったかのような印象を持つ方が少なくないようですが、それは事実ではありません。
3)多くの死者を出した大火砕流では、警察官も犠牲になり、「自衛隊なんとかしてくれ」という期待に応えて、自衛隊が遺体の収容に向かいました。この時、装甲車は出ていますが、現場まで到達していません。隊員たちは、途中から徒歩で現場に向かい、遺体を収容しました。その最中に、火砕流が発生。
4)地元出身で現場の地理をよく知っている隊長の適確な判断で正しい方向に避難し、危機一髪で無事でした。自衛隊も、この時の教訓から学んで、隊員の二次災害を避けながら、活動を行うためのいろいろな研究をしたはずです。火砕流の中を、装甲車で突っ込むような無謀なことはやるわけがありません。
5)なお、今回、〈登山口には、戦車型の装甲車5台が待機。気密性が高く、ガスや粉じんに強いため、急な噴火時の避難先になるが、28日は本格的な活動機会がなかった〉と報じられています。さらなる大噴火が起きた場合に備え、安全を高めるために、あるものは全て使うという対応はよく理解できます。
6)何度もツイしたように、今回は、山岳での活動、ヘリでの救助活動などの能力が高く、よく訓練された人が数多く必要だったので、自衛隊が投入されたのだと理解しています。今後も、装甲車の「本格的な活動機会」が訪れることなく、すべての救助隊員たちの安全が守られるよう祈るものです。了


江川さんのツイッターでの物言いが典型的なバカになっていたわけです
・議論がかみ合わない
・人の言うことを聞かず、自分の言いたいことしか言わない

ただ、そこは江川さんですので、論点もちゃんと理解されており、
整理してまとめれば、ごく常識的に総括されております。


ここで思うのは、ツイッターはバカのためのツールであって、
少々込み入った議論には向いていないということです。

論点が入り乱れ拡散するし、投稿の文字制約がキツく、必要な論点を述べきれない。
結果、「この人わかってないんじゃないか」という印象をばらまくことになってしまいます。

前提となる属人的な文脈を理解している人向けに、
感想を披歴するモノとしては非常にお手軽で便利なツールなんですけど、
有名人の場合、ツイートが「公に対する意思表示」としての性格をどうしても帯びてしまうなかで、
属人的文脈を理解していない人にとっては「ウソを垂れ流している」と取られかねないのも事実です。

参考) ウツはもうちょっと早く起きろ!事件
TMNの木根尚登さんが宇都宮隆さん(愛称:ウツ)に対して、早く起きろ!とtweet
→ 鬱病の人は症状で早く起きれないことがあるのでそんなこと言っちゃだめだ!人を殺す気か!
という、ちょっとした騒ぎに
(当該アカウントが本物なのかどうか、私は知りませんが)

有名人はツイッターとかやっちゃダメなんじゃないですかね……。

遠隔地で議論を深めるなどの使途で使える他のツールはないんでしょうか。
(LINEはどうなんだろ。ログまとめの編集性に相当難がありそうな気がしてます)

オーディエンスを巻き込んでの議論は、どうしてもクソみたいなノイズが混じっちゃうから難しいよね的な。

参考)
・本当に頭の良い人はわかりやすく書く
http://totutohoku.b23.coreserver.jp/totutohoku/index.php?%CB%DC%C5%F6%...
・簡潔に書けないのは頭が悪い証拠
http://totutohoku.b23.coreserver.jp/totutohoku/index.php?%B4%CA%B7%E9%...