無能が恥でなくなった時代に生きる

ネットを通じてリテラシーが上がってきたためか、無能はやっぱり恥だよねという空気がジワリと出てきた気がするので、「バカについて考える」に再改題しようかな、とか考えています。

欧州の天地は複雑怪奇

ウクライナで起きていることの私的理解
違ってたらごめんね


ネオナチに煽動されてヤヌコビッチ退陣要求デモ発生
 ↓
法的には限りなくクロに近いグレーなやり方でヤヌコビッチの解任が採択
 ↓
ロシア系の国民が反発、武闘派は武装開始。
ロシアとしては助けてくれと言われたら助けざるを得ない。
北朝鮮と国交結んでる中国みたいな感じなんじゃないのかなと。
 ↓
クリミア住民投票、独立宣言
 ↓
ネオナチに反発した、東部のロシア系パルチザンが蜂起  ←イマココ


専門家のまとめが気になる人は↓あたりをお読みください。
http://diamond.jp/articles/-/51671

↓ずいぶん欧米よりな記事だなあと思ったら英エコノミストの翻訳記事だったでござる
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40444


ウクライナ系とロシア系、一方の「極」の暴発がもう一方の「極」の反発を招いたわけで。

どっちが極右でどっちが極左なんだかわかりませんけど(パルチザンっての比喩ですよ)。
極右vs極右って理解したほうが良さそうです。

欧米の旧西側諸国がウクライナ系の極右を支持しちゃったもんだから、話はややこしい。



旧西側陣営の一員として、彼らと歩調を合わせないといけないんですが、日本としては立場が苦しいわけですよ。

ウクライナという土地は日本と関わり合いが薄いので、ウクライナ自体がどっちに転んでも、日本的には影響は少ないわけです。
となると、我が国と関係が深い国々とのお付き合いで立場を決めればいいということになる。

日本はアメリカの核の傘の下にいますので、当然アメリカと歩調を合わせるのが筋ということです。
しかし、日本はロシアの隣国でもあります。正直、ロシアの機嫌は損ねたくない。
目前に中国という仮想敵がいますからね。中露を相手に2正面作戦はあまりに厳しい。

G7の中で唯一のNATO非加盟国みたいな特殊なポジションを活かして、この緊張の仲介役をキッチリ果たさない限り、事後に遺恨を残すことになってしまいます。
ミッションの達成は難しいかもしれませんが、やるべきことはハッキリしているので、持てる外交力を振り絞って、頑張っていただきたいと思う訳であります。



今回の一件でハッキリしたのは、冷戦はまだ終わってなかった、ということですね。

日本としてみれば、冷戦が終わったっていうから対露シフトから対中シフトに切り替えたのに、どういうことなの…… 的な。

まさに、欧州の天地は複雑怪奇、ですねえ。